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    安倍総理4カ国歴訪の目的

    時事ドットコム 2016.12.05
    安倍首相、来年1月に豪越比歴訪=米政権交代控え結束確認

     安倍晋三首相は来年1月12日から5日間程度の日程で、オーストラリア、ベトナム、フィリピン3カ国を歴訪する方向で調整に入った。米国のトランプ次期大統領のアジア太平洋戦略が不透明なことを踏まえ、同月20日の米新政権発足を前に米国を含めた結束を確認するのが狙いだ。複数の政府関係者が明らかにした。
     3カ国ともこの1年余りで首脳が交代しており、首脳間の信頼関係構築や、2国間関係の強化を図る目的もある
     首相の豪州訪問は2014年11月以来。ターンブル首相との会談では、中国と比越両国などが領有権を争う南シナ海情勢について意見交換し、日豪や、米国を交えた3カ国の安全保障協力の強化を確認したい考え。環太平洋連携協定(TPP)の早期発効に向けた協調も申し合わせる見通し。
     ベトナムでは、最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長や、今年4月に選出されたチャン・ダイ・クアン国家主席らとの会談を予定。同国の海上警備能力向上のため新造巡視船の供与などについて協議する。ベトナム訪問は、首相再登板後初の外遊となった13年1月以来となる。
     フィリピンのドゥテルテ大統領との会談は、同氏が大統領として初来日した10月下旬以来となる。米比関係改善の兆しが出ていることを受け、南シナ海問題をめぐる日米比3カ国連携の重要性で一致するとみられる。


    少し前の記事なんですが、安倍総理の4カ国歴訪の目的がズバリ書いてありますね。
    南シナ海問題におけるアメリカとの連携やTPP問題も去ることながら
    赤字で示した各国の首脳との信頼関係構築、2か国間関係の強化
    という目的のウェイトはかなり大きいと思います。
    逆に信頼関係をしっかりと築くことができれば、日本の主張に対する理解も得やすくなりますね。

    そして、上記記事が出された時点では発表されていなかったインドネシアへの訪問。
    今回のインドネシアでの会談の結果が下記ニュースです。

    日本経済新聞
    日インドネシア首脳会談 首相、南シナ海問題などで支援表明

     【ジャカルタ=上林由宇太】安倍晋三首相は15日、インドネシア・ジャカルタ近郊のボゴールにある大統領宮殿でジョコ大統領と会談した。鉄道高速化や新港建設などインフラ整備のほか、海上警備の人材育成で支援すると伝えた。南シナ海問題に関連して、中国漁船の違法操業が問題になっているナトゥナ諸島周辺で離島支援策を新たに打ち出した。

     ナトゥナ諸島の排他的経済水域(EEZ)は中国が主張する「九段線」と重なり、中国漁船が侵入する事例が増えている。インドネシアは対抗策で離島開発を重視しているため、首相は会談後の共同記者発表で「海洋分野の協力は最優先分野の一つだ」と強調した。

     海洋安全保障の協力を強化するため、年内にジャカルタで外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開くことで一致した。日本側は防衛装備品の移転協定に関する交渉を加速させたい考えだ。

     首相はインフラ整備の一環として、ジャカルタとジャワ島東部のスラバヤを結ぶジャワ島横断鉄道(約750キロメートル)の高速化を支援すると表明した。移動時間を現在の10時間超から半分に短縮するため「日本の技術を活用したい」と語った。日本は高速鉄道の受注で中国に敗れた経緯があり、巻き返しをめざす。

     ジャワ島のパティンバンでの新港建設計画の支援も継続する。インドネシア国内の灌漑(かんがい)事業への円借款供与などで「約740億円のビジネス機会を創出する」と表明した。

     ジョコ氏は会談で「インドネシアにとって日本は様々な分野における戦略的なパートナーだ。経済、貿易、投資の分野で重要だ」と語った。両首脳はトランプ次期米大統領と密接に意思疎通を図ることも確認した。


    産経新聞
    「日本回帰」へ安倍晋三首相手応え…対中国、安保・経済とも信頼獲得

    (前略)インドネシアは日本と中国が競った高速鉄道計画の受注合戦で中国を選んだが、計画には遅れが生じている。また、中国とは南シナ海をめぐって対立を深めており、このタイミングの首相訪問は「経済でも安全保障でも信頼できるのは日本」とのメッセージを送る形となった。

    (中略)インドネシアには中国への不信感が芽生え、一時の「中国熱」は冷め始めている。日本外交筋は「経済案件は日本に回帰し始めている」と話す。加えて今回の会談では外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の年内の再開催や防衛装備・技術の移転の推進も再確認。連携の重要性を確認した今回の首相訪問は、インドネシアの路線転換を決定付け、加速させたといえる。(ボゴール 酒井充)


    やはり、信頼関係構築が主たる目的だったようですね。

    ただ、話題のトランプ次期大統領を枕詞にしている記事が目立つため
    各報道ともアメリカの意向を汲んで、安倍総理が4カ国を歴訪している
    という印象になっていると思います。
    でも、歴訪の目的を考えるとそうじゃないというのがわかりますよね。
    安倍総理を「アメリカのメッセンジャー」にしたがっている国はどこかな?なんて考えると
    ニュースの裏側が垣間見えるようにも思います。


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